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No.5
 
   
 

水上会長が椿の珍しい花を発見しました.。
一つの花の中に二つの小さな花が同居しています.。
元の花の名前は「染川(そめかわ)」と言います。

以下は会長の手記です。

 
  染川(そめかわ)
 
 

淡紅地に紫紅の小絞り、縦絞り、30弁をこえる。千重または宝珠咲きで4月〜5月の晩春咲きである。
枝変わりが出やすく、紫紅の単色花の墨染め。白の千重咲きの白乙女(はくおとめ)等である。

5月17日椿山に行くと、珍しい花が咲いていた。それは江戸時代の古典品種の椿で、染川であるが、一つの花の中に二つの花がある花が咲いていた。私も30年に渡り椿の植栽をしているが、こんなことは初めてである。本部の桐野副会長に電話すると、桐野さんも初めて聞いたとのこと。22日の地方紙(北日本新聞)にも掲載されました。
(日本で初めての花か?)(花弁71枚、未発達の子房が2つある)

 

 
  氷見に因んだ名前の花をもう一つ紹介します。

「Laぶりー晴」と言います。

 
   
   
Laぶりー晴(らぶりーばれ)


私は12〜3年 前からツバキの種を植えている。多くの椿の品種を集めている方の椿の種を寄集めて年200〜500個の種を植えたところ、いろいろな花が咲き始めた。唐子咲き・獅子咲き・絞り・底白・八重・色も多種で赤・紅・ピンク・薄ピンク・極薄ピンク・白等。これからも何が咲くか楽しみである。
「Laぶりー晴」は獅子咲きで白地に縦絞り小絞りが入る。
名付け親は「湖城」という旅館の社長さんです。


Laぶ  →  私は椿が好きです。
ぶりー →  「ぶり」は氷見を代表する魚です。
晴    →  雨晴(あまはらし)に私のツバキ園があります。

「Laぶりー」は氷見の商店街の中央部にある、「町の駅」の名前でもあります。

 


◇◆「氷見つばき愛好会」総会が開催されました◆◇

■平成14年度の事業計画は下記の通り■
4月
中旬〜下旬 「氷見藪ツバキ見学会」及び老谷の大椿の案内
6月
下旬 会報4号発行
7月
下旬 椿の接木・挿木の講習会
8月
上旬〜中旬 「ふれあいの森」ツバキ園の潅水
12月
上旬 早咲きツバキの開花情報の掲示
下旬 第5号「氷見藪ツバキ」の発行

●来年からツバキ展を開催します。
●今年盆栽の講習会を1ヶ月1回ぐらいの割合で、会長の家に集まって来年のツバキ展の準備を皆と一緒に考える。
●ツバキの盆栽の講習会は、会員の方々はもちろん、一般の市民にも開放します。
  今年から椿の好きな方は苗木を購入して頂いて来年のツバキ展に出品していただきた  い。
●熊本の「肥後ツバキ」は、上を向いて咲くので盆栽向きのツバキであるが、盆栽の台木 の購入に苦労するようだ。氷見はどこにでも椿がある。土砂を取っているところの山に椿が多くあって取りやすい。
●今年は「ふれあいの森」のツバキ園の草刈りは行いません。斜面での草刈機の使用は危険ですので。


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