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◆ 第15回全国椿サミット五島大会に参加して ◆
平安初期、筑紫方面でツバキ油が燈明用として幕府に、税金の換わりにツバキ油を納めていた事を古文書で読んだことがある。いつか機会があったら当地を訪ねたいと思っていたところ、今年(平成17年)長崎県五島で椿サミットが開催され「チャンス」と思い出席する。 五島の椿「玉の浦」は今では世界的な名花として広く知られている。しかし、「玉の浦」が世に広まると現地を訪れる人が相次ぎ、心無い人々によって濫獲され、原木はついに枯れるという取り返しのつかないことになった。五島の天然記念物ともいうべき貴重な椿が、子孫は全世界に広がっている。 現在、五島の椿と自然を守る人々によって、原生地には記念碑が建てられている。島内に椿公園は数箇所もあるが、ほとんどは「玉の浦」を主体にした公園が多い。 椿林については、五島の久賀島に椿の原生林があることからして、長崎県は全国一位であると思われる。 その八割は五島列島の椿林である。食用・整髪用当時としては貴重な現金収入の源であったそうだ。 椿の大木については、五島には幹周り140センチ〜265センチの大木が数十本あるようだ。椿の大木については、氷見の方が多いようだ。幹周り100センチ〜387センチの大椿が153本氷見市内全域に亘って点在している。幹周り387センチの老谷(おいだん)の大椿は、今のところ日本一の大きな椿である。 平成17年2月27日 |
▼▼ 第15回 全国椿サミット 五島大会 ポスター ▼▼ |